水草水槽の難易度

 
 
水草水槽はアクアリウム経験者なら一度は夢見るでしょう。水草の森の中にテトラの群れが鮮やかに泳ぎ、エンゼルフィッシュが優雅に漂っている。水流になびく水草絨毯。

ですがその大半は途中で水草水槽を挫折してしまいます。私も最初思い切って水草を大量に購入したものの、生育の難易度やメンテナンスの大変さを認識しておらず2週間で
「ああ、よく見かける水草絨毯は無理だ」と気づきました。

高難易度な理由は設備を充実させないといけないことです。まずCO2ボンベが必須になりますが、このCO2ボンベはを思ったより場所をとります。水槽の時点で多くは60㎝もあるのに、ボンベを置くスペースを新たに確保するだけで大変でした。
生体をたくさん飼っていればCO2を勝手に出してくれるのではないか、そう思い試したことがあるのですが、見栄えが悪くその分だけ死んでしまう数も増えてしまいました。

次に水草絨毯のメンテナンスの大変さです。週1でソイルの掃除をしていましたが、そのたびに水草は抜け、かえって掃除が大変になってしまいました。

失敗経験から学んだことは水草水槽を目指すなら、あらかじめ設備やスペースを考慮しておくこと、そしてメンテナンスが大変だということを覚悟して始めなければなりません。
ですが成功したらその分大きな見返りはあるので、チャレンジする価値は大いにあると思います。