改良メダカの購入方法を解説!!おすすめや注意点は何?

メダカ
 
 
ここ数年、熱帯魚のように鮮やかな色合いの改良メダカの人気が高まり続けています。改良メダカはベーシックな黒メダカよりも高いですが、1匹数百円から買えるものもあるので、「自分も飼育してみようかな」と思っている人もいるでしょう。そこで今回は、改良メダカの購入方法や購入する際の注意点などを紹介します。
 
 

改良メダカを購入できる場所

 
はじめに、改良メダカを購入できる主な購入場所を紹介しましょう。
 

専門店

熱帯魚や金魚を扱う専門店も、最近は改良メダカを販売しています。ほかでは手に入らないような珍しい種類の改良メダカも手に入ることもあるでしょう。新種を真っ先に販売するのも専門店が多いようです。
 

ペットショップ

熱帯魚も扱っているペットショップならば、改良メダカを販売しているところもあります。複数の種類を販売しているところも多く、餌や水槽なども一度に購入できます。
 

通販

改良メダカは通販サイトでも販売されています。日本全国どこからでも購入できるのが大きなメリットです。その一方で、輸送中に何かあればメダカが死んだり弱ってしまったりすることもあります。輸送方法が万全な業者を選びましょう。
 

ブリーダーから直接購入

改良メダカの繁殖を行っているブリーダーの中には、販売を行っている人もいます。人によっては店舗よりかなり値段を下げて販売していることもあり、改良メダカを安く手に入れられたいと考えている人には人気があります。ただし、ブリーターによっては、繁殖が望めない弱い個体や増えすぎた個体などを中心に販売している人もいて、評判などを確認してから購入するのがおすすめです。
 
 

改良メダカを購入する際の注意点

メダカ
 
この項では、改良メダカを購入する際の注意点を解説します。よりよい個体を手に入れるにはどうしたらいいでしょうか?
 

店舗の評判を確認する

改良メダカはここ数年人気が高まってきたので、にわかに取り扱いを始めた店もあります。改良メダカの管理がうまくいっていないと、購入してからすぐに死んでしまうこともあるでしょう。メダカを購入する店の目星を付けたら、事前に評判を確認しましょう。店舗の場合は実際に魚の状態を確認してから購入することが大切です。
 

値段の相場を確認する

改良メダカの値段相場は幅広く、一匹数百円~数万円です。楊貴妃など改良メダカの中でもポピュラーな品種ならば、数百円で購入することができるでしょう。しかし、中には不当に高い値段を付けて販売する店舗もあります。ほしいメダカを見つけたら、購入する前に相場を調べましょう。あまり高い値段を付けている業者はおすすめできません。しかし、あまりに安い値段を付けている業者も要注意です。弱った個体を捨て値で販売しているところもあります。
 

ブリーダーは実績を確認する

ここ数年、改良メダカの人気に目を付け、副業として改良メダカの繁殖を手がける人が増えています。中には自分で繁殖から販売まで手がけている人もいるでしょう。独学でも専門的な知識を持っていればいいのですが、中にはにわか仕込みの知識で繁殖や販売を行っている人もいます。ブリーダーから直接改良メダカを購入する場合、ブリーダーの実績を確認しましょう。実績が多ければ安心して取引ができます。なお、ブリーダーによってはまだ店に流通していないレアメダカを販売しているところもあります。値段は張りますが、レアメダカがほしいという場合は、ブリーダーに販売してもらえるか確認してもいいですね。
 
 

改良メダカの飼い方

メダカ
 
この項では、改良メダカの飼い方について解説します。どうすればうまく飼育ができるでしょうか?
 

外での飼育、室内での飼育

メダカはもともと日本に自生しているので、ビオトープのような形で飼育する方もいます。本州であれば、ベランダにビオトープを作り、そこで飼育しても問題ないでしょう。メダカは水温が5~30℃あれば生きていけます。水温が5℃を下回った場合、水深が深い場所であれば水底で冬眠状態になるので、寒冷地でメダカを外で飼育する場合は、水深を深くするといいでしょう。逆に、水温が高くなると、あっという間にメダカは弱ってしまいます。夏の気温が35度を超える日々が珍しくない地域は、外で飼育する場合は、しっかりと高温対策をしましょう。
一方、室内で飼育する場合も、日当たりのいい部屋で飼育する場合は、夏の水温に気をつけましょう。また、小さい水槽で飼育する場合は、1週間に1度は水替えが必要です。
 

水草は入れよう

水草は、メダカの健康維持や卵を着床させるために必要です。メダカの飼育にはライトやフィルターなどは必要ないと言われていますが、水草は必要です。ショートヘアーグラスやウォータークローバーなど、初心者でも育てやすい水草がおすすめです。別名、キンギョソウとも言われるマツモでもいいのですが、成長が早いので適度に間引いて下さい。
 

繁殖したら稚魚と親は分ける

メダカは、カップリングが簡単ですぐに繁殖できます。環境の整った水槽で複数のオスとメスを一緒に飼育していたら、カップルができて繁殖が始まります。いつの間にか稚魚が生まれていることもあるでしょう。メダカの稚魚は放っておくと大人のメダカに食べられてしまうので、増やす場合は稚魚と親を隔離しましょう。メダカは1回に20~30個の卵を一定期間毎日産みます。全部育てれば、数か月で100匹程度まで増やせるかもしれません。
 

不要になっても自然に返さない

メダカが増えすぎたらペットショップなどに引き取ってもらいましょう。絶対にやってはいけないのは。池や川に放すことです。メダカは日本に自生していますが、改良メダカは自然には存在しない種類で、生態系を破壊する恐れがあります。繁殖を目的にしない場合は、卵や稚魚を隔離せずにそのままにしておきましょう。ほしい方に譲るという方法もあります。
 
 

まとめ

メダカ
 
今回は、改良メダカの購入方法を紹介しました。どの方法を利用しても大丈夫ですが、弱った個体を購入しないようにだけ注意しましょう。そのためには、メダカの管理がいいかげんなところでは購入しないことが重要です。