メダカなどの生き餌って餌?ペット?

 
 
熱帯魚の世界にも弱肉強食があります。
アロワナや、ガーを飼育してるとそれをよく感じます。
なぜならば、彼らの餌が生きた金魚やメダカだからです。
今回はそんな金魚やメダカが主人公の物語です。

それは僕中学生の時でした。
アロワナを飼っていた時、栄養価の高い餌を上げるために、生き餌であるメダカを万全の体制で飼育し、餌もしっかり与えて飼育していました。
最初の頃は、何も感じず、太らせたメダカをアロワナに与えてました。

しかし、だんだんとメダカたちが可哀想に思うようになったのです。
この子達は、食べられるために育てられ、パクッと一口でその運命を終えてしまうのかと…。
なんでこんな愛着が湧くんだろうと考えると、当たり前なことに気づきました。
メダカの栄養価を高めるために毎日餌を与え、観察をし、水替えもしっかりして…
気づけば毎日のようにメダカの面倒をみて可愛がっていたのです。
これだけ愛情を持って接すれば、だんだん愛おしくなるものです。
手塩にかけて育てたメダカが産卵をして稚魚が生まれた時にはとても嬉しかったのを今でも覚えています。

完全に愛着が湧いて、アロワナの餌を人工餌カーニバルに変え、メダカはメダカで飼育しました(笑)
生き餌に愛着が湧いてしまうという本末転倒なお話でした。