パイロットフィッシュってもっと多様性が必要だと思う

 
 
パイロットフィッシュは、目的が二つあります。
1つ目は水槽のバクテリアを増やす目的で最初に導入される熱帯魚のことです。
2つ目は、水槽内にアンモニアなどの毒物や病気がないかの指標に利用されます。
 
パイロットフィッシュは安価で飼いやすいのをいいことにネオンテトラやプラティなどのポピュラーな熱帯魚が用いられます。
パイロットの役割を終えた後、水槽内にいるとなんとなく、安っぽい水槽に見えてしまうのも事実です。
そこでもっとマイナーな熱帯魚も用いられてもいいのではないかと思っています。
例えば、オトシンクルス、プレコ、コリドラス、などの低層の熱帯魚などどうでしょうか。
丈夫とは言い切れない熱帯魚なので、水質の管理もしっかりやろうと覚悟を決めることができます。
 
また、パイロットフィッシュとしての役目を果たせた後も、水槽のお掃除役として活躍してくれます。
このように、パイロットフィッシュとしての役割を終えてから新しい役割を担うような熱帯魚を用いてもいいのではないかと思います。
ただ、パイロットフィッシュが死んでしまう可能性は通常に比べて高くなってしまいます。
だから、高い熱帯魚を選ぶのはやはり抵抗を感じてしまいます…。
これは仕方のないことですね。