流木や石のレイアウトで苦労した話

 
 
60cm水槽ともなると凝ったレイアウトが可能になります。しかし石や水草の配置はセンスが問われます。大きな石は初心者のころは手を出しがちですが、置いてみると思った以上にスペースをとってしまい、魚が混みこみして見えるようになってしまったことも。まるで魚の満員電車でした。
 
流木と水草はセットで考えることが多いです。水草を流木に活着させたものの、数日後抜けていることもあり掃除の手間が増えてしまったり。流木も形が千差万別、お店で手に取ってじっくり考えていたら3時間経っていたということも珍しくなく、その分だけレイアウトには失敗したくないと思ってしまうのです。オススメの流木の形は3本足のタイプです、足のトンネルを魚が行き来しているのを見ているのは癒されます。ついでに出入り口に高めの水草を配置するのもいいかもしれません。
 
物を配置しすぎるとごちゃごちゃして見えるので、今度はソイルに段差をつけてみようとしたことがあります。遠近法による効果を期待していましたが、今度はコリドラスやエビなど地を這う生体のおかげで1週間で平らにならされてしまいました。もし段差を出したいならそういった生体は少数でなければいけません。コリドラス好きにとっては辛いものがありました。