同性だと思ってた、、、

 
 
数年前、リュウキンを二匹飼っていました。
二匹とも何年間も同じ水槽に飼っていましたが繁殖行動は無かったので、
てっきり同性のリュウキンだと思って過ごしていました。
しかしある時、水槽を覗いてみると水泡のようなつぶつぶしたものが
水槽のガラスや水草にびっしりついているではありませんか!
それは卵ではあったのですが中には何もおらず数日放置しても孵化せず、
どうやら無精卵だったようです。
この時点で我が家のリュウキンはどちらかメスだったということが分かりました。
けっして大きな水槽ではなかったので繁殖したら大変だ…と思っていましたが、
やれやれと胸をなでおろした数日後、またまさかの産卵。しかも今度は目や小さな背骨が!
どうやら稚魚がいるようでした。
これには流石に我々もびっくりです。
この二匹ずっとそんなそぶりはなかったのになんとオスメスでしかも番になったのです!
その後はあれよあれよと稚魚が生まれ、生まれる瞬間も見ることができました。
生まれた稚魚たちは臨時の水槽に移し、
最初こそは数が多かったですがどんどん自然淘汰され最終的には数匹残る程度に。
その稚魚たちも親リュウキンに食べられないサイズになってから一緒の水槽に入れました。
 
リュウキンを飼ってみて思ったのは、ある日突然繁殖するから気をつけろということ。
我が家は運よく飼育できる数までで止まってくれましたが本当奇跡的で
とても無計画だったなと反省しています。
リュウキンも同じ命です、
うちのリュウキンたちは最後まで寿命を全うしたようでした。最後まで大事に育ててあげたいですね。