タンクメイトから水槽の主役へ!プレコの魅力

 
 
子どもの頃、我が家ではカージナルテトラやグッピーなど、
いろいろな熱帯魚を飼っていました。
 
休日になると家族で熱帯魚ショップに出掛けて、新しく飼う魚を探したり、
水槽内のレイアウトに使う流木や浮草を探したりすることも多く、
それは幼い私にとっての楽しみの一つでもあったのです。
 
ある休日も、家族で行きつけの熱帯魚ショップに出掛けていました。
すると、知らない間に父親が見慣れない姿の魚を買っているではありませんか。
それが「タイガー・プレコ」という、プレコストムスの小型種でした。
 
「何だこの魚は!」と興味津々で水槽を覗き込んでいると、
どうやらプレコはその吸盤のような口で、水槽の中に生えたコケを食べているようです。
実際、父親がプレコを買った目的は水槽の掃除を手伝ってもらうためで、
既に飼っている熱帯魚たちのタンクメイトのつもりでした。
 
私はプレコにすっかり夢中になりました。
「タイガー・プレコ」の名前通りにトラ模様をしているところも、
水槽の床や壁、設置してある流木に張り付いて何やらもぐもぐしている姿も、
とても愛らしかったからです。
 
あっという間に水槽の中の話題になるとプレコのことばかりを話すようになった私から始まり、プレコが家族から「プレちゃん」の愛称で親しまれるようになるのにも時間はかかりませんでした。
 
これが、タンクメイトとして我が家にやってきたはずがいつの間にか水槽の主役のようになった、
我が家のプレコの話です。
興味を持たれた方は是非プレコのことを調べてみてください。
見れば見るほど愛着が湧くこと間違いなしですよ!