クラウンローチが行方不明!水換えしても見つからない。発見先は・・

 
 
ドジョウの仲間「クラウンローチ」。
オレンジと黒色の縞模様がピエロの衣装柄に見えるということでそう呼ばれています。
ドジョウの仲間なのに、一般的にイメージするドジョウの細長い紐状ではなく、
一般的な魚の体型をしています。
 
水槽の底で生活しているクラウンローチ、
長く飼っていると15cm~30cmほどの大きさになります。
主に表層、中層の魚が食べ残した餌の処理、
水草に混入するスネール(貝)を食べてくれる役目もあり、
眠る時は横になっていると見ていてかなり面白い魚だと思います。
 
見た目と大きさで水槽内ではすぐに見つけられる目立った印象のクラウンローチなのですが、
ある時、大規模な水槽の掃除を行い、
生体もひとつひとつ掬って別の容器に一時的に退避させました。
しかし、目立つはずのクラウンローチが何故か見つからないのです。
 
水草や流木をどかせば見つかるはず・・・と思いきやそれでも姿が見当たりません。
もしかして水換えを始めた時に水槽のガラス蓋を開けた際、
知らない間に跳ねて落ちてしまったのか、と思って探しても見当たりません。
まさに神隠しのような状態。
水槽では2匹のクラウンローチを飼っていたのですが、両方ともいないのです。
 
水換えの作業も終わり、退避させていた魚、水草、流木などの配置を戻し、
新しい水を入れてしばらくするとクラウンローチの姿が。
 
クラウンローチは、
水換え作業の際に外していた上部フィルターの吸水パイプの中に自ら避難していたようです。
さすがにそこまで探さなかったのですが、
しばらく吸水パイプを水槽の外に出していたのに、よく無事でいたものです。
ドジョウの仲間の習性として、細長い管の中に入ることがあるようですが、
クラウンローチもやはりドジョウの仲間だったんですね!