おたまじゃくしを大量に飼うとなぜか数が減っていく

 
 
小学生の頃の話ですが私は田舎のおばあちゃんの家で生活していました。
おばあちゃんの家は田舎で周りは田んぼしかないような環境でした。
私は何か生き物が飼いたいと思い田舎道を散歩がてら散策していると
田んぼにおたまじゃくしが沢山いるのを発見し、
これは育ててみたいと思い自宅からバケツを持ってきてその中に水を入れ、
おたまじゃくしを捕まえました。
意外と捕まえやすくバケツ一杯におたまじゃくしを持ち帰り
大きめの水槽で飼育することにしました。
 
その当時、私はおたまじゃくしが何を食べるのか分からずにいました。
おばあちゃんに相談すると煮干しをくれたので、
それを大量のおたまじゃくしに与えて数日すると
おたまじゃくしの数が減っているように感じたのですが気のせいかと思い、
また田舎道を散策していると今度はアマガエルがいたので
捕まえておたまじゃくしの親だから仲良くするだろうと思い、
水槽に一緒に入れて数時間後再び様子を見にいくと
アマガエルの姿はなく水槽の下にアマガエルの骨が綺麗に残っていて、
その時おたまじゃくしに食べられてしまったんだと気づいてとても驚きました。
 
アマガエルは食べられてしまうので
今後そのようなことがないように煮干しをその後も与えていたのですが、
おたまじゃくしの数が明らかにどんどん減っていき
最終的には水槽に数えるくらいしか残っていませんでした。
おたまじゃくし同士も共食いをしており、
この出来事は小学生の自分にはかなりの衝撃で
アマガエルの残骸とおたまじゃくしの共食いは今でも鮮明に覚えています。
 
このようにおたまじゃくしを飼育する際は、
ほんの数匹程度に留めていたほうがいいでしょう。
また、餌の量もきっちり管理が必要です!