【水槽のレイアウト】初心者におすすめできる水槽の作り方をご紹介

今回は、水槽のレイアウトについてご紹介いたします。

水槽をおしゃれに見せるためには、基本的なレイアウトの構造や流木・石・水草を使う時のコツをあらかじめ知っておくことが非常に大切です。

では、早速水槽のレイアウトについて知りたい情報を確認していきましょう。

水草がおしゃれに見えるレイアウトの種類

水槽のレイアウトには全体的なバランスが重要になります。バランスのいいレイアウトを作るために、水槽には以下の3種類の構造があります。

・三角構造
・凸型構造
・凹型構造

では、それぞれについて確認していきましょう。

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レイアウトの構造①三角構造

三角構造とは、流木・石、水草が三角形の形に見えるよう設置されているレイアウトのことです。

三角形の形は直角三角形で、水槽の左右どちらかに背が高い流木や水草を設置し、反対側に向かって傾斜を作っていきます。

三角構造を作る際のポイントは、水槽の高さをギリギリまで使うことです。水槽の高さギリギリの位置までの水草を使うことで、高低差ができインパクトのある美しいレイアウトにすることができます。

また、水槽の真ん中あたりに流木を入れ、目を引かせるワンポイントを作ることも重要です。

レイアウトの構造②凸型構造

凸型構造とは、流木・石、水草の形が凸形に見えるよう水槽の真ん中を高く際立たせるレイアウトのことです。

真ん中を高く際立たせることによって、力強い印象のレイアウトに仕上げることができます。

凸型構造を作る際のポイントは、外部ろ過器などの人工物をうまく隠すことです。

外部ろ過器は、通常、水槽の左右どちらか上部に取り付けます。ですが、凸型構造の場合、水槽の左右どちらかに外部ろ過器を取り付けると、せっかく綺麗に作ったレイアウトの後ろに人工物が丸見えという状態になってしまいます。

そうすると、見栄えが悪くなり、せっかく作った凸型構造が台無しになってしまうでしょう。そのため、外部ろ過器は、透明なパイプの種類を使うなどの工夫が必要となります。

レイアウトの構造③凹型構造

凹型構造とは、水槽の両端にボリュームのある流木・石、水草などを設置し、真ん中のボリュームを控えめにするレイアウトのことです。

真ん中のボリュームを控えめにすることで、バランスが整えやすく、3種類の構造の中で一番綺麗に見せやすいレイアウトになります。

凹型構造を作る際のポイントは、水槽の両端と真ん中のメリハリをしっかりとつけることです。

そのため、水槽の真ん中には、流木・石・水草などを設置せず、砂だけの状態にしておくと良いでしょう。

初心者におすすめなレイアウトは?

これまで紹介したレイアウトの中で一番簡単にでき、初心者におすすめなレイアウトは、三角構造です。

三角構造は、他のレイアウトと比べると、形がシンプルで作りやすく初心者が挑戦しやすいレイアウトだと言えます。

反対に、初心者にとって一番難しいレイアウトは、凸型構造になります。凸型構造は、綺麗にバランスよく凸型を作るのが非常に難しいです。

さらに、外部ろ過器などの人工物をうまく隠す必要があるため、レイアウトの難易度は高くなります。

凹型構造に関しては、水草を多く使わなければ、比較的簡単にレイアウトを作ることができます。

ですので、凹型構造も三角構造と同様に、これから水槽のレイアウトを始める初心者におすすめです。

また、凹型構造は一番綺麗に見せやすいレイアウトの構造ですので、三角構造だとシンプルすぎてつまらないという方にもおすすめになります。

レイアウトをおしゃれに見せるためのコツ

レイアウトを作るためには、主に流木・石・水草の3つが使われます。

そこで、流木・石・水草のそれぞれを使った際に、どうやったらおしゃれに見せることができるのかをご紹介いたします。

流木を使う時のコツ

流木は、三角構造・凸型構造・凹型構造のそれぞれの形を作る骨組みとして設置すると綺麗に見せることができます。

ですので、石や水草を設置する前に、まずは流木を設置し、レイアウトの骨組みを決めることが重要です。

流木を設置してから、流木の周りに石や水草を設置し、それぞれの構造を作っていきましょう。

また流木は、色や形が似たものを選び、統一感を出すことで綺麗にまとまったレイアウトに仕上げることができるようになります。

石を使う時のコツ

水槽の中に石を入れる際は、レイアウトにメリハリをつけるのを意識することが重要になります。

ですので、さまざまな大きさの石を使って、メリハリをつけるようにしましょう。石の大きさは、大きめ・普通・小さめの3種類用意することがおすすめです。

また、石も流木と同様に色や形が似たものを選ぶことにより、統一感が出て綺麗にまとまったレイアウトに仕上げることができるようになります。

水草を使う時のコツ

水草には、さまざまな種類があり、それぞれの種類によって大きさや成長のスピードが異なってきます。

ですので、まずは水草の大きさや成長スピードなどをしっかりと理解をし、最終的にバランスがよくなるよう意識して設置することが重要になります。

また、水槽の前方や中央には、背の低い水草を選び、後方には背が高く細い水草を選ぶと良いでしょう。

他にも、水草を使って奥行きや高低差を出すことによって、さらに綺麗なレイアウトに仕上げることができるようになります。

水槽のレイアウトまとめ

以上が、水槽のレイアウトについてご紹介になります。

水槽のレイアウトを綺麗にするためには、まず基本的な3種類のレイアウトの構造を把握することが重要です。
基本的なレイアウトの構造をしっかりと再現できれば、おしゃれで綺麗な水槽に仕上げることが可能でしょう。
また、レイアウトの構造を踏まえた上で、流木・石・水草をどのように設置していくのかが個人の楽しみどころです。

水槽のレイアウトで悩んでいる方は、是非、こちらの記事を参考にしていただけると幸いです。